2020年4月8日 相場の見通し③

の続きです。

 ただ一つ、ここで注意点があります。それは米国FRBの量的緩和です。先日、無制限緩和という過去にないお金のばら撒きを発表しました。量的緩和が続き、市場にお金がばら撒かれますと、株価の上下幅は大きくなり、強気相場に入ると予想以上に株価が上がってしまうという状況になります。上記の予想は、お金がばら撒かれていない状態での予想なので、思いのほか経済に安心感が出てくるとNYダウが26,000ドルをあっさり超えてしまうということも考えられます。そのため、あまり26,000ドルという水準に拘らない方がいいと思います。大事なのはお金の流れ、動きを読むことです。

また、今回のコロナでのトランプさんの行動が国民から批判を受けているという記事が見当たりません。私が見つけられていないからかもしれませんが、表立ってでていないことを考えると、今回のコロナの件を乗り越えることができたならば、トランプさんの再選の可能性はグッと上がると思います。これは、市場にとってポジティブです。

以上のように考えますと、今後の株価のキーは経済活動再開のタイミングがいつになるか。です。ここに対しての情報を深く見に行った方がよさそうです。

あくまで個人的な見解ですが、現在NYダウは22,600ドル(4月7日)。これをEPSで考えると2017年の時の水準。この年のEPSは133ドル。当時、年後半は増益の勢いが増すとのことで後半はNYダウは25,000ドルまで上昇します。その増益を織り込んでいない年前半の水準は22,000~22,500ドルほど。つまり、来期の増益を織り込んでいない年前半を想定すると今のNYダウはEPS130ドル~140ドルを程度を織り込んでいるのではないかと思われます。まぁ妥当な水準と言えば妥当です。

おそらく経済再開のタイミングが見えるまでは、今ぐらいの株価で上下をすると思います。短期的な売買をしている人にはいい相場になりそうです。下がれば買い、上がれば売りという基本的な売買でいいと思います。大事なのは欲張らないことです。しばらくの間は、経済指数は無視、経済再開のタイミングを第一優先で予想した方がいいです。

最後に、経済再開のタイミングを見る上で、参考にしたい話。4月8日に、米国感染症研究所のトップであるアンソニー・ファウチという方の発言。米国のコロナの感染者数は来週転換点を迎えるかもしれないと発言したことです。まぁ要はピークアウトするかもしれませんということです。

そこで、このファウチさんのことを簡単に調べてみました。

この人、かなりすごい人です。エボラ熱など過去発生した感染症の時も活躍されており、現在米国のホワイトハウスのタスクフォースメンバーの一人になっております。この人の性格は、物怖じせず思ったことを発言する人で、トランプさんにも躊躇なく進言できる人みたいです。トランプさんと言えば、反抗的な人をバッサバッサ切っていくイメージがありますが、それでもこの人をメンバーに入れているということはそれなりに信用できそうです。ちなみにこの人は、早い段階でコロナは米国でパンデミック化すると話していました。そう考えると、もしかしたら4月13日の週に感染者がピークアウトするかもしれません。期待したいところです。

◎最後に

 今回は珍しく数学的な分析がでてきました。少しわかりにくかったかもしれませんが、結論、経済再開がいつからなのかがキーで、早まれば上昇、遅れれば下落といったような感じです。

また更新していきます。

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