2020年4月8日 相場の見通し②

の続きです。

ここでひとつ疑問。ん??10%の減益??3月単月で30%ほど下がっているのに通期で10%の減益??少なくない??コロナの影響はそんなもんなの??と思います。これはかなりの勢いでV字回復すると考えられているからだと思います。

もし仮に、このEPS160ドルで今年の業績が着地すると想定しますと、その時のNYダウは2018年と2019年と同じくEPS160ドルだった水準。上下はあるものの、だいたい26,000ドルまで戻ると思います。おお!!まだまだ戻る余地はあるではないか!!お金もばら撒かれているし、上がりそうだな。と思うかもしれません。ただです!!本当にこの予想で今年着地する可能性って高いのでしょうか。

次はそれを考えます。

もしEPSが160ドルで着地するにはどういう業績の流れになれば達成できるのでしょうか。先ほど書きましたように、3月単月が30%減益として、4月以降もそれが続く、もしくはそれ以上、悪化すると考えられます。先日、米国の経済委員長が4~8週間後に経済活動を再開したいというコメントがありましたが、そう考えると5月末ぐらいまで影響がでると考えます。100を基準とし、4月、5月は3月以上に業績が悪化すると仮定し、60と考えます。

以下の表を見てください。珍しく表にしてみました。

上の表が今想定される状態です。さらに下に表がありますが、左は徐々に業績が回復したケース、右の表はV字回復ケースです。徐々に回復だと、もし仮に、4月、5月が大きく落ち込むと年後半、強烈に業績がよくならないとEPS160ドルが死守できないということがわかります。年末は前年比40%以上の増益が必要になると考えると、いくら大規模な経済対策をしたからといってそこまでよくなることは無理でしょう、と私は思います。

次にV字回復ケース。これが現時点でのメインシナリオでしょう。これは経済活動再開後、強烈なV字回復が必要になります。ただV字回復は一時的なもので長くは続かないと予想しております。年末には前年比20%ほどの増益になればEPS160ドルの達成は見えてきます。ただ、正直このケースもそう簡単ではないと思います。

以上のように考えますと、今年のEPS160ドル達成はかなり難しいと考えた方が今の時点ではいいと思います。結構な楽観予想だと思います。よって、年末にかけて来年の見通しがかなりよくなってこないとNYダウ26,000ドルまでの回復は難しいと思います。

に続きます。

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