新株予約権とは??それを使った資金調達とは??解説します②

とどける塾

①の続きです。①はこちら

最近、この新株予約権を使った資金調達をする企業が増えていると書きました。
最近で言いますとバイオのアンジェスがやっていますね。

この説明をする前に、先ほど書きましたストック・オプションの解説は別物として考え、忘れてください。
ストック・オプションとは違いますので。

新株予約権を使ってお金を集めるってどういうこと??です。

それでは紐解いていきましょう。

このお金の集め方で登場する人物は、企業と証券会社と投資家です。
ストック・オプションは企業と投資家(社員)でしたね。
ここに証券会社が絡んできます。

簡単な流れを説明します。
まず、企業がこの新しく株を買う権利を作って、証券会社に買ってもらいます。
買った証券会社は、その会社の株価を見ながら、権利を使っていきます。
権利を使うと、その会社の株式は証券会社に入りますよね。
その入ってきた株式を、証券会社は株式市場か、顧客である投資家に売却します。

たぶん、この流れを見ても、( ,,`・ω・´)ンンン?ってなると思います。

なので、細かく書くのはやめて今回もざっくりいきます。

アンジェスの件を例にしてみます。
まず、証券会社は企業からこの予約権を買います。
ここでのポイントは新しくアンジェスの株式を買う値段です。
今回の条件だと、、、
なんと!!その日の引け値の8%引きです。
詳しく書くと、下限の値段が設定されていますが、そういう細かいことは取っ払って考えます。
証券会社はその日の終値の8%安い値段で買えるんです。
すごくいいですよね??
例えば、引け値が1000円だとすると、920円で証券会社はアンジェスの株式を買えます。
証券会社は920円で買ってますので、それ以上で売れば利益になります。
なので、買うとすぐに市場で売却するかお客さんである投資家に販売します。利益になりますからね。
それで在庫がなくなりそうになったら、また8%引きで買う。

企業としては、証券会社が権利を使うごとに新しい株式を発行して渡します、その代わりに現金が手元に入ってきます。
そういう仕組みです。

企業と証券会社にとってWIN×WINです。
企業はお金が入るし、証券会社は安く買えるので利益もでやすい。そんな仕組みです。
また投資家にとっても、メリットがあります。
一般的に株式を発行する資金調達は第三者割当増資というものがあり、一気に株式数を増やして調達します。
そのため株式数が増えた分、一株の価値が薄まるため、株価は基本下がります。
今回の新株予約権を使った調達の場合、証券会社が株価の動きをみながら、徐々に株式を増やしていくので、極端な値下がりを軽減する効果があります。

そのため、この仕組みを使う企業が増えています。

どうですか??なんとなくですがわかりましたか??

今回も長くなりました。

少し内容が難しくなってしまったかもしれません。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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