原油大幅下落!!新たな火種??原油相場!!④

とどける塾

の続きです。

それでは次に需要について分析します。需要が伸びるには、当然消費されないと増えません。今コロナの影響で原油の消費量は激減しています。飛行機が飛んでいないのが生活の中で実感しますね。

原油の消費量を考えるとき、大きく二つに分けて考えます。人の移動に使われる消費と、モノの移動に使われる消費。この2つです。原油を原料としてモノを作るというのもありますが、モノの移動を見ればそれもわかります。売れればモノは移動するわけで、移動が激しい分、原油は消費されます。そこでその二つの動きをチェックします。

まず、人の移動。これは誰がみても明らかですね。移動止まってます。じゃあいつ移動が再開されるの??コロナが落ち着いたらですね。じゃあいつ落ち着くの??それを予想するのは難しいですが、欧州と米国では感染者はすでにピークアウトしています。じゃあもう少しなのでは??考えてみましょう。

カギになるのは経済活動再開です。米国の経済活動再開は3段階に分けて始まります。

その3段階とは。

1段階目は、在宅勤務を推奨するが、段階的な出社OK

2段階目は、学校再開、不要不急の移動はOK

3段階目は、高齢者の人も病院OK

こんな感じです。では、人が本格的に移動を始めるのは、、、2段階目??3段階目???おそらく本格的再開は3段階目以降でしょう。2段階目だけで、人が大きく動き出すとは思えません。そう考えると、人の移動で原油の消費が回復するのってけっこう先だと思います。

飛行機の場合、欧州も同じように再開しないと回復しません。日本もですが。。。要は世界的に再開されないと飛行機での消費が回復しません。そのタイミングがいつなのか。少なくともしばらくはかかります。

次にモノの移動について。IT系の企業が再開すればモノの動きは多少活発化するかもしれません。その動きを確認するためにひとつ参考にしたいのはバルチック海運指数です。

これは不定期船の運賃を表しております。要は、都市封鎖の反動増でモノの動きが激しくなると、定期船だけではモノを運びきれなくなり、不定期船を出すことになります。そのため、この指数が上昇していくようであれば、モノの動きは活発化しているということで、原油の消費につながります。

現在のバルチック海運指数は底打ちして緩やかに回復傾向といった感じです。この指数が、上昇していくようであれば、上記の原油の需給バランスが解消されていく期待が持てます。

注視しておいた方がいいと思います。

ただです、そこまで反動増が見込める世の中になるのかです。原油をガバガバ使う中国経済は再開され始めましたが、景気が悪い。そのため、バルチック海運指数も底打ちはしたものの上がっていません。要は、中国再開の力では原油の消費をグイっと上げる力は今はないです。やはり注目は米国でしょう。米国経済が再開され、バルチック海運指数が上がっていくようであれば原油相場は落ち着くでしょう。一方で上がらなければ、思いのほか消費は伸びていないというサインで、原油はさらに暴落するかもしれません。

に続きます。

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