原油大幅下落!!新たな火種??原油相場!!③

とどける塾

の続きです。

一応、今回のOPECプラスの決定を受けて、米国、カナダ、ブラジルなどで日量500万バレル減産をする見通しらしいですが。。。そうなると1日1500万バレル減産ということになります。かなりの減産幅になるのですが、OPECの見通しによると4月は1日2000万バレルの供給過剰になると話しているようで、上記の減産をしても供給過剰は続く状態になります。

結果、貯蔵量が増えるペースは下がるものの、供給過剰が続く限り、需給のバランスが取れないため原油は上がりません。

そこで今回のトランプさんの貯蔵能力強化。けどそうなると、米国のエネルギー会社が大ダメージを受けてしまう。潰れる企業もでててくるのでは。。。

ん??

ちょと待てよと。

確か先々週ぐらいに米国のFRBが社債の購入を発表していたなと。しかも社債の格付けの低いハイイールド市場の債券も買い入れるということで騒いでいたなと。

ん???

ハイイールド債。確かハイイールド市場はエネルギー会社が多かったような。。。

ここで点と点が線で結びつきます。なるほど、業績が悪くなって危ないエネルギー会社を救うためにFRBが動いたのかと。

つまりこういうことです。会社はお金を調達するために、株式を発行したり、社債を発行したりします。今回は社債です。社債とは企業が投資家に金利を払ってお金を調達します。

ただ、この社債、企業が危ない状況になると誰も買わなくなり価格が下がります。価格が下がるとその企業はもう信用力がなくなり、新たにお金を調達できなくなります。銀行も貸し渋りをはじめ、その企業は窮地に追い込まれます。要は、社債の値段=信用力みたいなものです。そして今回の原油相場の大幅下落により、エネルギー会社の業績は大幅に悪化。当然社債の値段は下がります。ただその社債を今回、FRB。つまり国が買うのです。国が買うということは潰れないなということで信用力がグッと回復します。そうなると、エネルギー会社は資金調達がしやすくなり、潰れる可能性がグッと下がります。

なるほどー。。。

米国はあの時にこうなることをすでに予想してFRBはハイイールド市場まで支える行動を取ったのか。

点と点が結ばれた感じです。つまり、もしこのことがわかってFRBが動いていたら米国の姿勢は本気ということになります。何が本気か??チキンレースです。原油価格にどこまで耐えられるのかを競うレースです。

競った結果、産油国のどこかが音を上げ、破綻するようなことになったり、大幅減産するようなことになれば原油価格は戻ります。そして、その分米国のシェアは上がり、価格決定権を持つようになる。そんなことを考えているかもしれません。

そこまで米国は世界を牛耳りたいのか。。。と思います。

そして、今日原油に対してアナリストかエコノミストか覚えていないですがこんな発言。『今回の原油の値下がりは一時的、今回のOPECの減産効果がでてきて次第に回復していくだろう』………もっと勉強しなはれ!と言いたいですね。

に続きます。

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