原油大幅下落!!新たな火種??原油相場!!②

とどける塾

の続きです。

先ほど言ったように、原油は余ったら売るか貯蔵するしかありません。貯蔵ができないなら売るしかありません。要は買い手は原油を買いたいではなく、買ってあげないといけないという立場になり、価格は買い手優先になります。そうなると、まぁ値段は想像の通り、ほぼ価値なしになります。そうなると普通こう考えます。じゃあ産油会社は原油を掘らなければいいじゃん。

当然、価値がなければ掘らなくていいです。ただです、原油は貯蔵するにも固定費がかかりますし、従業員もいるため人件費もかかります。何もしなければ、売り上げはゼロで費用のみかかってしまいます。安くても、少しでもコストを賄うために掘ることをやめることが難しいです。体力がある会社ならまだしも、そこまで強固な会社は多くはありません。また、減らしたら減らしたで、その減らした分を誰かが増やしたら、シェアを奪われることにもなります。そのため、中々減らせないんです。

そこで普通取る手段はひとつ。

協調減産です。要は、一人が減らすのではなくみんなで減らそうよ。という策です。これをやれば誰もシェアを奪われる不安もなく、減らすことができます。

ところが、、、

トランプさんの発言。『貯蔵能力を上げよう!』

うそん!減産せずに貯蔵能力を上げる??原油価格を上げる気なし。むしろ長期戦にもっていった。。。という考えのようです。ちなみに貯蔵能力を10%増やし、約7億1000万バレルまで貯蔵できるようにするようです。

これはチキンレースになるのではないか!!

そう思いました。

要は、原油価格が下がった状態だと中東の産油国の財政は大幅に悪化します。国の財政は原油を売って賄っていますから、原油価格が下がると収入が減り、大幅な赤字財政になります。

つまり原油が10ドルとかになってしまうとめちゃくちゃ収入が減って、危機的な状況になるのです。米国はまさに、OPEC潰し!!ともいえるような攻撃をしかけようとしているのです。こうなると、OPECは減産せざるを得ません。しかしそうなると米国の産油シェアが増え、価格決定権が米国に移ってしまいます。

さらに、先ほど書いたように現在OPECはバラバラな状態。先日ロシアを含めたOPECで、一日970万バレルの減産を発表したばかりです。この量は、今までで過去最大の減産幅です。

そのような中、米国のこの仕打ち。チキンレーススタートなのか。。。

に続きます。

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