今、世界が行っている量的緩和とはどういう意味??どんな効果があるの??その先に見えるものは??①

とどける塾

量的緩和政策。この言葉を聞いたことがある人は多いと思います。
ただ、その中身を知っている人は少ないと思います。
株をやっている人で、量的緩和は株を上げる政策と思っている人も多いでしょう。

では、この量的緩和という言葉。
いったいどのような意味なのでしょう。
紐解いていきます。いつも通り、専門用語など難しい言葉はカットします。

まず最初に。
世の中の経済のバランスを保つために、政策というものは存在します。
いい時も悪い時も、政策でバランスを保つようにしています。
どうやって保つのかというと、お金の量のコントロールです。

よくお金は経済の血液と呼ばれます。
血液が止まると、人って死んじゃいますよね。
それと同じように、お金の流れが止まると経済って死んでしまうんです。

まさにリーマンショックの時、それが起きました。
いつ、どこの会社が潰れるかわからない。
そんな世の中になってしまったため、誰にもお金を貸さない。
結果、お金の流れが止まってしまい。経済崩壊へと繋がりました。

その止まったお金を流すために、行われたのがこの量的緩和政策です。
そして、それがきっかけになり、世の中のお金のバランスは保てなくなってしまいました。

量的緩和政策とは、金融政策のひとつです。
おいおい、なんだよ金融政策って。って思うかもしれません。

金融の世界で政策と言えば、主にふたつあります。
金融政策と財政政策です。
日銀などの中央銀行が行う政策が金融政策。
国が行うのが財政政策、と考えればいいでしょう。

今コロナで日本は一人10万円給付!!って言っていますが、これは財政政策です。
この給付されるお金って国の財政から払われますよね?なので財政政策になります。

金融政策は中央銀行が行う政策で、例えば前回説明したマイナス金利とかです。
マイナス金利を決めたのは日銀ですよね?なので金融政策です。

その日銀がやる政策の中の一つに今回の量的緩和というものがあります。
これは何か。
簡単に言うと、お金をばら撒く政策です。
どうやってばらまくの??
市場にある国債を日銀が買って、その買い付け代金を売り手に払うことによって、
市場にお金を供給することになります。
まぁ、売り手だの買い手だと話になると、よくわからないってなるので簡潔に。
お金をばら撒く政策です。
医療で言うと輸血です。輸血して血の量を増やす政策です。
これをすることで止まったお金を強引に流す政策です。

国債を持っている人たちって、ほとんどが銀行などの機関です。
その銀行が、国債を日銀に売ってお金をもらいます。
そうなると銀行に現金が溢れます。
まさしく血液ですね。
現金が豊富ということで、信用力が改善し、お金の貸し借りがスムーズになり、
結果お金が流れる。
ざっくりいうとこんなイメージです。
それにより経済を活性化させようという政策です。
結果、株価が上昇する。そんなイメージです。

米国はこの政策により、経済は復活を遂げました。
ただその一方で、
現金を思いきりばら撒いたので、世界のお金のバランスが崩れてしまいました。
今の世界にはものすごいお金が溢れています。
それを過剰流動性と呼びます。お金をばら撒きすぎて溢れすぎている状態のことです。
そのため、今の相場は過剰流動性相場と呼ばれたりしています。

ただです。。。

ここからは個人的な見解になるのですが、
お金をばら撒くことで株価が上昇するのは、ケースバイケースだと思います。
つまり、量的緩和=株価が上がるという解釈は違うと思います。

へ続きます。

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