マイナス金利なのになぜ預金はマイナスにならないの?今日本に求められているものは?仕組みを解説②

とどける塾

の続きです。

何が変わったのかと言いますと、この日銀に預けている預金に関してです。

日銀は、銀行から預けられた預金を3つに分けています。
専門用語になるのでここは流して、3つあると覚えていただければいいです。

詳しく言いますと、
①基礎残高、②マクロ加算残高、③政策金利残高
の3つです。

普通、もうこの言葉で拒否反応がでますよね??なので流していいです。
今導入しているマイナス金利は、この③の残高に対して、-0.1%をかけるということです。
③の残高はいくらかと言いますと、現在、だいたい20兆円ぐらいです。
ちなみに①は208兆円、②は155兆円ぐらいと言われています。

そうなんです。
マイナス金利といっても、マイナス金利にしているのはほんの一部なんです。

ちなみに①は金利0.1%、②金利なし。
ということで、マイナスではないです。
そのため、銀行が日銀に余ったお金を預けていてもトータルでマイナスにならないため、私たちが預けている預金はマイナスにならないんです。

もし今後、ないとは思いますが、この日銀に預けている金利がトータルでマイナスになってしまうような状況になると、預金の金利もマイナスになる可能性が高いです。
その時は、金利をマイナスではなく、保管料みたいな項目で手数料を取る形にするとは思いますが。

ただ実際、金利がマイナスになると預金量が減り、国債を買うお金が減り、日本の財政が危険になります(なぜ日本は破綻しないのか??参照)。

みなさんが預金にお金に預けなくなると、家に金庫をおいて管理したりする人も多くなるので、泥棒が増えたりと治安が悪化します。いいことがないので、それはしないでしょう。

現在、そのような政策の下、私たちは生活しています。
マイナス金利を導入した意図ですが、いろいろありますが、世の中の借入金利を下げることや、
また銀行が日銀にお金を預けすぎないようにすることで、お金を企業に貸しやすくすることが主な目的です。

ところが、日本の企業はバブル崩壊やリーマンショックを経験したことで、借金をしない経営をしている会社が多く、会社の規模が大きくなればなるほど保守です。
そのため、お金を借りる企業が少ないというのが現状で、このマイナス金利の効果を疑う意見も多いです。

過去を参考にチャレンジをしない大企業が多いのは、このマイナス金利導入後の日本経済を見れば明らかです。未来を見て、チャレンジをする大企業が増えない限りこの悪循環は続くように思います。
そもそも企業の安全性を格付けで表すのなら、期待性を格付けで表すことも必要だと思いますが。

それを第一線でやっている企業はソフトバンクです。孫さん攻めに攻めの経営です。
めっちゃお金借りてますよね。

ちょっと勝負しすぎでは、、、と思うこともありますが、ああいうチャレンジをする大企業が増えれば、中小企業もその恩恵を受け、経済全体が活性化すると思います。
なので、この大企業がチャレンジする仕組み、制度を進めることが今の状況を打破できる方法だと私は思うのですが。。。

ただ、財政問題を抱える日本はその選択肢も取れないのかなとも思います。
政府を頼るのではなく、民間で支えなければならない時代なんでしょうね。

頑張れニッポン(; ・`д・´)/

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